ブリーザーホースからオイル噴き出しトラブル

ハーレーの心臓部とも言われるオイルポンプの分解。

初分解なのでかなり不安ですが、「ま~なんとかなるだろ」ってなゆるい気持ちで始めてみます。

年式によってポンプの構造が若干違うようですが、怪しいと睨んでいるポイントチェックバルブ周辺部品を交換しようと思います。

念のためガスケットなど必要部品は用意しておきます。

今回オイルポンプを分解するにあたってどんな症状がでたかと言うと、

ブリーザーホースからオイルが「ブシュッブシュ」っと噴き出す症状。

これ結構焦りました!!!

なんでって、「オイルがブシュっとホースから結構な勢いで出てくるんですよ・・・」

思い出しただけで・・・ブルブルな感じ。。

初めての時は結構派手に出た。その時の記事はここ。

出し切った後は何の変化もなく普通に走れたので気にしつつも走っていました。

2度目の症状が出て「あっこりゃイカン!!」と思いオイルポンプを開けることに。

ブリーザーホースからオイルが噴き出す症状の場合、大概はチェックバルブの不良が考えられるとの事。






そもそもこのチェックバルブっていうのはどんな働き??




簡単に説明するとエンジンが止まっている間に、オイルタンクからオイルが自然落下してクランクケースに流れるのを止めておく役割。

だからチェックバルブに不具合が出ると、クランクケースにオイルが流れ、クランクケース内がオイル漬けになり、エンジン始動時にブリーザーホースからオイルが噴出してくるんですね。

ここで改善されないようですとクランクケース内のブリーザーギアを交換って感じになるんでしょうね。

チェックバルブ交換であれば部品代は数百円でおさまるのですが、

ブリーザーギアってなると1万円を超えてくるので、何とかチェックバルブで改善してほしい・・・。

説明が長くなりましたがこんな理由で開けることを決意。

では早速開けていこうと思います。






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問題のオイルポンプ。

これです。この奥の低いところにチェックバルブは隠れています。

ここの部品を交換!!!

にしても、、、ここはオイルまみれで汚い。。。

始める前からん~~~てな感じ。

んでその隣のクランクケース。






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ブリーザーギアでないといいのですが、、、

ブリーザーギア関係なしに作業工程上ここも開けます。

*まだこの時点では気が付いていませんが後で専用工具がないと開かないことに後々気が付きます。




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ジャッキUPして




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シートを外し、バッテリーのアース(ー)を外します。




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フロント側のマフラーは邪魔になるので外しておきます。

久しぶりにマフラー弄りましたがボルト緩んでいました。あぶない、あぶない。。




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オイルラインをすべて外していきます。




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はずすとオイルが流れてくるので下に受け皿があるといいです。

すべてホースを外し、オイルが流れてこないようにボルトで蓋をし。

オイルプレッシャースイッチを外しその後カバーを外します。

このカバーっていうのはオイルポンプのカバーです。




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オイルポンプカバーのナットを外していきます。(4つ)




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オイルポンプカバーが外れました。




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こっちは本体。

細かい部品がいっぱいなので慎重に。




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一応どこがどのボルトかわからなくならないように、、、全部一緒に見えるのですが??




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ここで最初にも書いたカムカバー。




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止まっているボルトを全部外したのですが取れません。。。「え~~~~~~~!!」

よくよく調べてみると、カバーを外す為の専用工具があるようです。。。。持ってないよそんなの~!。

「仮に持っていても何回つかうの~??」って思いつつも・・・

あまり高い工具ではないので次回開ける時は準備しておこうと密かに・・・。

あ~。ちなみにこれ↓


(G) カムカバープーラー 70-99BT/91-03XL


これがないと先へ進まないのですが、仕方なく非正規のやり方でトライ。




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ここのフィードギアにクリップが付いているのでこれを外します。

なかなか手ごわいのでドライブシャフトやフィードギアを傷つけないように注意です。

ガリ傷なんか付けようものなら即交換になってしまいます。

できるだけ慎重に。。。

私はマイナスドライバーで「ヨイショっ!!」って感じで外しました。

傷つけないようにドキドキでしたが・・・

ここを外すと隣のアイドラーギア。

オイルポンプボディーがクランクケースから外れます。

ボディーの裏側にはスカベンジャーギア・アイドラーギアが隠れていますので気をつけて。。

それとこのドライブシャフトを強く押してまうとクランクケース側のキーが抜けてしまうのであまり押さないように気をつけます。

でも、結構押したくなってしまいます。へたくそなのかな??






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本体が取れました。

この時キーがはまっている場所が下向きだったので、一つキーを紛失。

「ドッボーン!!」恐らくオイル受け皿の中へ、、、、(泣)






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簡単にオイルポンプの本体をチェック。

大した傷はなさそうなので大丈夫そう。

「よかった」(本体がダメだとかなりの出費に・・・・)




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ギアとクリップと1個しかないキー。




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オイルを垂れ流してしまう問題のチェックバルブ。

ここを外せばスプリングと鉄のボールが出てきます。

今回はこの2つを交換します。






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きれいにしたギア

これもひどい傷があるようだと交換です。




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ドライブシャフトも大丈夫そう。

この時キーをはめる所が下向きなので上にしてあげます。

いいか悪いかわかりませんが、やさしくキックを踏んで徐々に上向きにしていきます。




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踏むこと数回。真上にきました。

これ上向いてないとかなり困難だと思います。イヤできないかも・・・

正規のやり方ならばこんな心配ないのですがね~。

ここから写真あまりありません。・・・が半端なく大変で、めんどくさかった。。。。(泣)

写真撮っているよゆーが全然ない。

正直!もーやりたくないってのが素直な感想です。

ただ正規のやり方で、カムカバーを開けてそっちから外していけばこんな苦労は無かったんだろう・・・




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イライラしながら組み上げました。




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クリップを付けて大変な所は終わり。

本体のナット締め付けトルクを6Nmでしめます。

このトルクレンチは安物だけど評判良さそうだったので購入。




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注意!!白いペーパーガスケットと黒のガスケットではトルクが違います。

白は5.6-6.8Nm

黒は10.2-13.6Nm

強すぎても弱すぎても良くない所。

ここのトルク管理は重要なのできっちりトルクレンチを使います。

しっかり規定のトルクで。






E-Value プレセット型トルクレンチ 差込角 9.5mm(3/8インチ) ETR3-25




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カバーを付けてとりあえずここまででひと段落です。






次はポンプ内エアー抜き。

始動する前にこれをしておかないとオイルポンプ内が傷だらけになり総取り換えの大変なことになります。

ちゃんとポンプが機能するか心配ですが今日はここまで。

大したことやらなかったのですが、作業が細かかったので疲れました。。。

おつかれさまでした。








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